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長岡いえまる

2014/10/10

チューダイキボってなんだ?


最近、ヒジュータクとかチューダイキボってコトバが
木造業界に頻繁に登場してます。

漢字だと非住宅・中大規模なんですが、その後にモクゾーって
くっつくのが一般的ですね。
略してみなさん、ヒジュータク・チューダイキボって呼んでます。
住宅では木造が大半ですが、公共建築物や中高層では
まだまだマイナーですので、
そういった建物の木造化を業界も頑張っています。

元々、当社でも製造している大断面構造用集成材が
公共建築物や大空間の木造でよく使われているのですが、
近年は素材や構造をさらに研究が進んで選択肢が広がってきています。

地域や用途や規模によって、コストや工期も含めて選択される訳ですが、
たまたま9月の初旬に、都内で立て続けに二つの取り組みに
顔を出してきましたのでご報告します。

まずは東京大学農学部で開かれた「中大規模木造プレカット技術協会」

都内の別件用事から滑り込みでキャンパス入りしたのですが、
いつもと違う入り口から入ってしまったようで、なんだか雰囲気が違います。
ちょうど反対側から入ったらしく、いきなりハイテクな雰囲気。
地図を探して近くの校舎に入るも学部名がチンプンカンプン。。


どうやら裏口から入学してしまったようです。
冗談はさておき。。。

こちらは弥生講堂一条ホール。


2000年に竣工したこの建物はカラマツ集成材で
できています。
たまに木材関係のイベントなどでお邪魔します。
名前の由来は一条工務店さんの寄付だとか。
ガラス張りの柱丸見えなデザインが目をひく建物です。

 で、こちらが今回の会場の「弥生講堂アネックス」
木々の奥に見える右手の棟が「エンゼルハウス」、
左の逆三角形の屋根が特徴的な「セイホクギャラリー」
やはりエンゼルハウスさんと合板メーカーのセイホクさんの
寄付で2008年に建てられました。


今回の会はセイホクギャラリー内で行われました。


内部天井も三角形のシェル構造です。

今回は会員以外にも声掛け頂いて、
公開の総会という形で参加させてもらいました。

一般の流通材(集成材とプレカット)を使って、
工場や倉庫などの低層の単純な建物を
トラス構造でコストを抑えて一般化させよう、と
いう活動をされています。
当会の代表が、お世話になっている同大学の
稲山正弘先生ということもあり、
今後も活動に参加させて頂くことになりそうです。

 その翌日、場所は一気に雰囲気が変わって
表参道駅近くの青山スパイラル。
前日が白シャツorスーツのメンズオンリーだったのですが、
トコロ変わると同じ木造業界とは思えない雰囲気になります。


一般の人や設計関係の人が集まりやすいのか、
白シャツやスーツ姿はほとんど見かけず、
会場となりにも気後れしそうな素敵なカフェが。


イベントは「Timberize TOKYO」と名付けられた
NPO法人 team Timberizeさん主催のイベントです。
新しい都市木造の提案を行っており、
2010年に開かれた同名のイベントの第2弾になります。


イベント名に2020とうたっているように
今回は東京オリンピックへの提言が中心となっています。








こちらはスタンドの実大展示提案。
折りたたみで再利用が可能です。
今回のオリンピック提案では、
「2020年のその後」もテーマにしており、
全体的に木材のリサイクル性も提案しつつ、
その後の施設の利活用についても提言されていました。















で、ちょっとはしゃいでみます。
応援してるイメージで…





オリンピック関連以外の展示も。
こちらは100以上の木造提案模型の展示。
木造の可能性の多様性を感じました。



 木造の技術的な提案(実例)についても
紹介されていました。
中層の建物になると、欠かせない耐火性能。
最近では鉄骨材との複合のハイブリッド集成材という
技術で施工された事例もあります。


 最近話題のCLT(直交集成板)の展示も。



2010年に制定された公共建築物等木材利用促進法の
制定も受けて、多くの公共建築物や中大規模の木造化の
検討が進められています。
中大規模木造プレカット技術協会の活動や
今回のTimberize TOKYOなどの
こういった提案活動が木造の可能性を広げますね。

東京オリンピックでもどれだけ木造が実現するか
ワクワクしてきます。


中大規模木造プレカット技術協会さんのHPはこちら http://www.precut.jp

NPO team TimberizeさんのHPはこちら http://www.timberize.com

東京大学のHPはこちら http://www.u-tokyo.ac.jp

東京大学弥生講堂のHPはこちら http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/































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