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長岡いえまる

2013/11/04

スパイラル



先日、新潟県内ではめずらしく唐松の出材がありました。

カラマツ集成材のJAS認定取得の準備中だったこともあり、早速入手。





湯沢町の「サンピョッテ」??(←こう聞こえたのですが…)

という山の近くの岩魚沢という地区からの出材です。


「唐松はねじれが大きいんだよな~」と考えながら、

ずいぶん前にあった工場でのやり取りを思い出しました。


当社では、製材板を重ねて接着する「集成材」を製造しています。

長さを繋いで、それを重ねる事によって大きな構造材を作ります。






こちらは当社製作の杉集成材。長さ一本ものです。


ある時、製造時に並べた板がみんな斜めに傾いている…

と気づいた作業者となんでこうなる??と、喧々諤々。


木口側(端部の断面が見えるところ)から見て、

右に傾いているのですが長手の反対側に行っても同じ右。

つまり、同じように傾いているのではなく、ねじれているのです。


当時は米松(北米の針葉樹)の製造でしたが、唐松はもっとねじれ易く、

加工でねじれを解消または低減させる必要があります。


普段木をいじっている人は、感覚的に分かりますが、

ねじれの方向はたいてい一定です。

木口を見ると右へ傾いてます(向こう側へ左にねじれていく)。




木材は乾燥する過程で変形するので、乾燥した板をならべると

よくわかります。ねじれの大小はありますが、だいたい同じ方向…


調べていくと、一般的に針葉樹(唐松も杉もそう)は、左ねじれ。

たまに「倍返し」ならぬ「ねじれ返し」(学術書より引用…)という

途中で反対になることも。

広葉樹は逆の回旋が多いそうです。

で、なぜか南半球に行くとみんな逆になるんだとか。

自転の関係でしょうか??台風も南に行くと反対ですね。


学術的にも解明されてないようですが、

宇宙の中の地球の自然を感じます。




DNAの螺旋も方向が決まっていますね。

カラマツとは逆のようです。





こちらは長岡造形大学の螺旋階段。

製作で協力させていただきました。

DNAと同じ方向ですね。

 http://blog-imgs-60-origin.fc2.com/h/i/k/hikakeya3/CIMG1554.jpg




また、2020東京オリンピックでメダルが期待される、

「後方伸身宙返り4回ひねり」の白井健三くんはカラマツ派です(^^)


ひねりまくっての金メダルが楽しみですね!

(スマホじゃ出ないかも…)



ちなみに、最近は回転方向が決まってるタイヤもあるようですが、

ヨコハマのDNAというタイヤは、どちらでもいいようです。



(螺旋とは関係ありませんし、宣伝でもありません…)



そろそろスノータイヤに履き替えのシーズンですが、

今年はカラマツのねじれとの闘いの冬になりそうです。




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